ジェラールとジャック |
森川さん一色満載でした。
しょうもない元妻への愛がヒネた状態で心の奥底でくすぶっている、売れっ子官能小説家のジェラールと、彼と最初は男娼館で知り合い、その後使用人として雇わる元貴族の子供ジャックの長年にわたる話です。 外国設定モノ、しかも年代がフランス革命のような昔設定で、個人的には食指が動かなかったのですが、ヒョンなことから拝聴したら、それなりに話自体は楽しめたでございます。 後半、反革命分子として追われて二人で逃げますが、この二人の会話は正統派でちらっと 泣かせてはくれます。 やはり「この男と一緒に死ぬのがこんなにも幸福です」でしょう。 多分原作はもっと二人の心の変化がわかるのだろうとは思いますが、CDではジャックが最初にジェラールを愛していると感じた部分や、それに最初答えないが最終的には答えるジェラールの心理があまりよくわかりません。10分前にはなんともなかったのに、20分後には愛してる・・・だったりして、心理描写的にはこのCDはオススメできません。 が、森川さんのお声という意味では絶品の1つではないでしょうか。 森川さんファンでない方は、まあ機会があれば。。程度ですね、このCD。 あ、最後に井上和彦さんが嫌な元妻の愛人貴族で出ていて、CDでは最後まで嫌なやつです。 本当に嫌なやつか、心理状態がCDでは現れていないのでわかりませんが。。。 わたしとしては井上さんは「よい好青年お兄さん」声のイメージが強いので、 こういうヤな奴役は違和感でした。 |
オトムスビ |
池田綾子さんを初めて知ったきっかけはNHKのみんなのうた
で聞いた「数え歌」でした。 自然に優しく耳に入ってきたメロディで久々に心が癒され、 それから気になっていました。 だいぶ後になって、子供がいつも見ていた電脳コイルの挿入歌 も歌っていたんだ。という事を知り、いっぺんに親近感が湧きました。 それからブログを覗いてみたら、とっても素敵なお人柄で、 アルバムをしっかり聞いてみたくなり、購入しました。 メロディーにのせて素敵なメッセージが自然に心に届いたのは 池田綾子さんが初めてだと思います。 聞けば聞くほど大好きになる一枚になりました。 |
大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301)) |
もちろん男女逆転という設定自体が荒唐無稽なのでそれ以外の細かいことに文句言っても仕方ないということはわかっているのですが、赤面疱瘡の流行はたかだか80年前から始まったことで祖父母の代の話なのに、男女比が等しかったことが忘れられていて誰も信じないというのはちょっとおかしいですね。3代程度前のことなら親世代にも伝えられるでしょうし、孫の代でも聞いている人間はたくさんいるはず。数少なくなったとはいえ生き残りもいるだろうに、まるで何百年も前の話のように忘れ去られているのはいくらストーリー展開のためとはいえ少し不自然です。しかしこのような無理矢理な設定も読んでいると自然と納得させられてしまうのは史実を納得行く説明で絡めているからでしょう。
しかしこれだけ男と女の役割が逆転すると、男女の意識の違いも変わってくるのは当然のこと。男尊女卑の時代を引きずる家光の頃なら数々の男と交わることを汚れと感じるのも仕方ないし、それ故に悲恋も成り立つわけですが(これは2巻以降の話ですね)、吉宗の時代にはそれが当然となっており、罪悪感を感じる必要もなくなっている。「貞女二夫に見(まみ)えず」がとっくに昔の話になっている現代の女性もさすがに自分好みの男ばかりを囲うことはままならないわけなので、このような立場を内心羨ましく感じる女性は私だけではないでしょう。西洋では過去にも優れた女帝(エリザベス1世、マリア・テレジア、エカテリーナなど)は存在していたし、表向きはともかく、エカテリーナなどは好みの男を愛人としていたわけで、女性も権力を得るとすることは男とあまり変わらないのではないかと思っていたので、女性優位社会になっても結果として性別を変えただけで社会そのものが大きく変化することはないというのには納得。結局のところ性差よりも個人差の方が大きいということでしょうう。 |
名たんていカゲマン 1 (てんとう虫コミックスライブラリー版) |
本日、予約購入したこの作品が届き、早速飛びつきました。 カゲマンとシャドーマン、そして19面相との戦い(?)、ギャグでありながら妙にシリアスチックな面もあったり、執筆当時の世相が折り込まれたネタもまた、心をくすぐりました。 この1巻には作者インタビューや書き下ろし新作もあって、ボリューム十分ではありますが、本が分厚く大きいので、気軽に読めない所で星4つとさせていただきました。 |
頭脳警察セカンド |
長々と生きてきてROCKミュージックというものをダラダラと聞いてきて、「ROCK」とは何か?という非常に哲学的な命題に振り回されてきたけれど、難しいことは考えずに代表的な「ROCK」ミュージックはと聞かれたらこのアルバムになるような気がする。特に1曲目、2曲目今でも身震いします。マラブンタ・バレーねえこういう歌を歌えるのはパンタしかいませんね。 |
ジャイルス・ジャイルス&フリップ |
キング・クリムゾンが生まれる前にクリムゾン主要メンバーで作られたアルバム。「クリムゾンキングの宮殿」のような様式美プログレロックらしい雰囲気はこのアルバムでは感じられないが、のどかな田舎町のお祝いをつつましやかに表している。物語風に進んでいくこのアルバムだが、アルバム途中にある「リトル・チルドレン」は心が澄みきるようだ。アルバム後半はクリムゾン後期にあるようなフリップの早弾きを聴かせてくれ、このころから、フリップの音楽観、ギター観というのが出来上がっていたのだと驚かされる。 目立つ作品でもないし、スマッシュヒットの曲もないが、全体として聴くならば非常に心地いい心和む作品だと思う。クリムゾンのディープなファンは持っていて損はないだろう。 |
ジェットでGO! PlayStation the Best |
自分はジェットでGOシリーズを全部所有してますが全部時間もしくわ距離等制約があり面しろくありませんもっと自由に制約無しに大空を飛び周るソフトを作ってほしいと思います。 |
Dramatic Songs |
ドラマタイアップの楽曲を集めた編集盤。
世界中の誰よりきっとの大ヒットを受けて急遽企画されたものと考えられる。 『COLLECTION 3』の登場でほとんど価値は消滅したといっていいが、ボーナストラックとして収録されている世界中の誰よりきっと (アコースティック・バージョン)は本作でしか聴けないレアトラック。 原曲は世界中の誰よりきっとのカップリングでありメインボーカルをWANDSの上杉昇がとっている。本作収録のアコースティック・バージョンはドラマ「誰かが彼女を愛してる」の挿入歌向けに製作された千住明編曲による壮大なオーケストラ仕様。一聴の価値あり。 |
TENGA HOLE WAMER ホールウォーマー |
いくら安いとはいえ、再利用の方法が“煮沸”というのはかなり面倒であり、また行為の後にひとり鍋の前で立ち尽くす状況を振り返ると、非常に情けないものでありました(苦笑)
まあしかし、この価格で約30回も繰り返し使えるコストパフォーマンスは素晴らしいものですし、何より手軽にホールを温めることが出来るのはありがたい限り。 故に評価は再利用の面倒さを引いた星四つとさせていただきます。 ちなみに余談ですが、再利用の方法について、一部のサイトで“電子レンジで再利用可能”といった記述が見られますが、商品の説明書には煮沸による方法しか書いおらず、また通販サイトの多くは『電子レンジ使用不可』と明記してあるので、電子レンジの利用は避けた方が良いかと思われます。 |
すてきな片想い [VHS] |
ジョン・キューザックが脇役で出ています。恋や女性に興味が出てくる頃の少年を好演しています。そんなに出番が多くはないのですが、主役級の男の子役より何故か目立ってる、というか印象に残る演技をしています。とにかくCUTEです! |