出前姫 民話ボンボン (BEAM COMIX) |
「あわび王国」のお姫様が出前配達に行く話。冒険譚。
その出前の品(あわび国王が作った料理)を巡って、 いろんな物の怪が出てきます。 果たして、無事「ギリギリ国」へ出前が出来るのか・・!? というお話。 吉田戦車曰く、RPG風を目指した話だそう。 既存(?)の妖怪も、空想の妖怪も、 吉田戦車のその漫画力によって、 そりゃあいい具合に呑気です。 のほほんとしておられる。 それなので、嫌な術とか使って来ても、 心底気持ち悪いとは思えない。 そんな妖怪たちと渡り合う出前姫。 このひともいい具合にマイペースだ。 その周りのキャラクターたちも、マイペース。 良い意味で身勝手。 好きです。 |
グミ・チョコレート・パイン パイン編 (角川文庫) |
前作から前々作とは打って変わった支離滅裂な三部作完結編です。
主人公のくどいくらいの葛藤を励ます脇役たちのキャラクターが絶妙で面白かったです。 |
ローレライ [DVD] |
皆さんのレビューを見ると否定的な意見が多いようですが自分はこれはこれでとてもいい作品だと思います。ちなみに福井作品も好きだしDVDもサントラも買いました。確かに時代考証や無茶な設定等 太平洋戦争映画としては?な部分はありますがこういう作品は小説ではごまんとあります むしろ単純でチープだからこそわかりやすく楽しめます しかしこの作品は役所広司主演だからこそ成り立った映画です あまり考えずに戦争映画としてでなく正に海洋冒険ロマンとして見るべきかなぁと思います 小説を読んでからだとまた違った視点で楽しめます |
ワルツ・フォー・デビー‾ビル・エヴァンスに捧ぐ |
スペインのギタリストによるビル・エバンスへのオマージュ。
エバンスのフレーズをギターが巧みになぞっているが、 それだけではなく、アンサンブルにも工夫が凝らされている。 曲ごとにサックスやトランペット、ボーカルなどが入るが、 いずれも気が利いているし、トータルで変化もつけている。 (ジョー・ロバーノやトム・ハレルなどの演奏も適任という感じ。 全体を通してマーク・ジョンソンのサポートも素晴らしい。) 時折のフラメンコっぽいフレーズにも違和感はないし、 むしろ本家より明るい印象、日だまりのような雰囲気を与えている。 とはいえ、演奏自体にはエバンスのような深みはないし、 これがジャズかといわれると首を傾げる向きもあるだろう。 まあ、煎じ詰めれば、品のいいアルバム。それ以上でも、以下でもない。 対峙して聞き込むような作品ではないが、心地いいBGMには最適だ。 聞き慣れた曲ばかりなので、ビル・エバンスファンなら十分楽しめると思う。 ついでに、原題の「PAZ」はスペイン語で「平和」。 1曲目の「Peace Piece」からとったものと思われるが、 ジャケットワークも含めて、この作品の雰囲気にマッチしたいいタイトルだ。 有名曲におもねた安直な邦題は少し残念な気がする。 |
猫ラーメン DVD |
他に類を見ないシュールスタイルであると思われます。
一話が2分半程で大変に短いのですが、その短時間できっちりとネタを振り、きっちりと落とす。 非常に洗練美の高さを感じます。 時間が短い事もあるのでしょうが、スピーディーにテンポ良くストーリーが展開します。 色々に考えたのですがシュールギャグの基本はテンポの良さだろうと思いますし、その点で 考えまして、極めて上質。 また、アニメーションは1話毎にほぼ一人の人が作ってるのですが、様々な人が参加。 なので、作風が話数によっては豪快に違うのですが、流れに起伏が生まれまして見る側を 飽きさせてない。 非常に地味な作品ではあるのですが、「地味に完成度が高い」作品だと考えています。 |
ウルトラ・マドンナ グレイテスト・ヒッツ |
私,現在43才なんですが, [19才〜22才ごろ]MTVとかの音楽番組で,マドンナのPV等,よく観てましたねぇ!このアルバムの楽曲って丁度,その辺りの曲ばかりでした。 懐かしいぃ |
Music in High Places: Live in Alaska (Ws Dol) [UMD] [Import] |
アラスカで行ったコンサートの映像かな?って思っていたのですが、GOOGOODOLLSがアラスカに行って大自然の中でアコースティクギターなどシンプルな楽器で曲を演奏している姿が収録されていました。 でもライブ映像じゃなくても改めてGOOSの曲のよさを実感できました。かっこいいです!あとメンバーが地元の子ども達と遊んでいる映像や地元の人々に暖かく迎えられている映像などファンには演奏している以外のメンバーの姿を見れて貴重だと思います。メンバー同士が仲がいいんだなーって見てて思いました。ただ激しいライブ映像だと思って見るとそうでもないのでがっかりしてしまう人もいるかもしれません |
Jam Films [VHS] |
今を時めく新鋭監督陣によるオムニバス・ムービー。 単館系で上映される、いわゆる雰囲気重視の邦画というのは、自己満足的な印象を受けてしまうので個人的にそれほど好きではないのですが、この作品群は一つ一つがきちんと上手くまとまっていて(役者はいいのに、演出面でもう一工夫欲しかった一作目を除いて)、大凡楽しめました。 後味の良い作品が好きな方はゼヒ。 |
コワイ童話「不思議の国のアリス」 [VHS] |
話が進むに連れて、だんだん不気味なシーンが増えていきます。 次々起こるショッキングな出来事にも、前向きに頑張ろうとする有栖川もついに・・・。 少し後味の悪さが残りますが、これがホラーということなのかも? 最後についているメイキング映像を見れば、ちょっとほっとします。ここは素顔の蔵之介さんも見れて、ファンにはかなりうれしいところ。 ブレイク前の妻夫木聡くんや、小西真奈美ちゃんも個性的な役どころで出演しています。 |
discover |
~姉とのデュエットである話題曲『Where is the~~ love』は確かにこのアルバムの中心となるべき美しいバラードであるが私の一番のお勧めは『yes-no』だ。あの小田和正の高音をどうアレンジするのかと疑問であったが全くの杞憂であった。彼独自のアレンジでのびのびと歌い上げているのが聞いていて気持ちよい。逆に「『勝手にしやがれ』だが、これはあまり好きではない。椎名純平の売りである声の艶が全然感じられ~~ない。スカパラ参加曲なのでわざと即興的アレンジをしたのかとも思うがやっつけ仕事的空気が漂う。以上がベストとワーストの代表でその他の曲も善し悪しがはっきり分かれて半々といったところ。熱烈なファンは買うべし、ちょっと興味ある程度の人はとりあえず試聴することをお勧めする。~ |